3社程度(?)からの見積

『見積を提出して下さい』とお客様から頼まれるのですが、

いつも悩んでいます。

『ここをリフォームして、見積を出すのなら悩むこと無いでしょ?』と、

思われるかも知れませんが、

どのような方法で、どんな材料を使うかで、値段は、大きく変わって来ます。

例えば、和室を洋室に変更する場合、

天井や壁は、下地を作ってクロスにするのが一般的ですが、

(先日、訪問したお客様の和室は、土壁の上にクロスが直接貼ってありました。

土壁は、凹凸が激しいので、見栄えがとても悪くこれでお金が頂けるのなら、

凄いと思いました。)

寝室や子供部屋のように、誰かがお休みになる部屋なら、

もっと安全な材料をお薦めしたいし、

床も、畳は撤去して、ネダと言う木材で高さを調整するのですが、

軟らかい木材(べいつが)と堅い木材(べいまつ)があるし、

床用断熱材も入れた方が、冷暖房費の光熱費が違ってきますが、

一般にはあまり床用断熱材は入れないので、

リフォームする部屋だけに入れるのも、贅沢なような気もするし、

フローリングに変更すると、畳の部屋に比べて『寒い』と感じると思うのですが、

どれもこれも、値段に反映されてしまいます。

値段の高い見積をお客様に提出すれば、お見せした瞬間に、

『ごくろうさん』と言われてしまうような気もします。


また、最近は『見積は、3社程度から取りましょう。』などと、

なんだかよくわからない風潮が浸透しつつあり、

お客様の中には、7社も8社も御見積を取る方がいらっしゃいます。

この意味は、以前は『正当な見積かどうか?』が本質だったのですが、

いつのころからか、『少しでも安い業者探し』に変わってしまいました。

快適性や安全性を求めると、なかなかこの『安い業者』にはなれません。


図面を書いたり、パースを書いたりして少しでもリフォーム後のかたちが、

判るようにお見せしたり、

建築士である私が、現場管理をするのに、

それでも緑リフォームは、高いのかなぁ?

どう思います??