最近の増改築の新聞チラシは、値段が入っているのが当たり前になって来ました。
消費者には、今まで増改築に対しては、値段を伏せるのが暗黙の了解になっていました。
それは何故かと言うと、家の状態によって値段が様々であるので書けないと言うことです。
家の年数や、使っている材料、
その建物を建てた工務店が、どんな仕事をしていたのか判らないからです。
同じ工務店、同じメーカーの建物でも、
施工者の中心である大工さんが、どのような仕事をしているのか判りません。
床下を覗くと、空き缶(何故かビールの空き缶に出会った事もあります??)が、
転がっている現場、
壁の中にカンナ屑が詰まっている現場、
土台が下がって(正確には、柱が下がったのですけれど。)
サッシの動きが悪くなっている現場などなど、
あらよる現場を見てきました。
使っていて支障が出てくるのならともかく(敷居が減って建具の動きが悪いとか。)
明らかに仕事に対する姿勢の『悪い大工さん』の仕事と思えるような家が、
驚くほどたくさんあります。(最近の家では、こう言う家は、まずありません。)
つまり、工務店の仕事は家の状態を調査して、
(図面を見たり、天井裏に上ったり、床下をのぞいたりします。)
初めて適正な見積もりというものが出来上がります。
しかし、新たに参入してきた工務店は、
もっとリフォームを単純化することを考え出しました。
(これを見習って(??)体制を変えた工務店も多くあります。)
それは、家を綺麗にすることだけにターゲットを絞ることです。
クロスの張り替え、ユニットバスの入れ替え、キッチンの入れ替え、
玄関ドアの入れ替え、襖の張り替えなどなど、
張り替え、入れ替えだけを仕事にすれば、
経験が無くても見積が出来るし、知識も必要が無いと言う事です。
(単純に経費が少ないなら、儲かると言う図式も成り立ちます。)
間取りを変えたりすると、構造的にも考えなくてはいけないし、
当然お客さんとの打ち合わせの時間も長くなります。
つまり受注できるかどうか判らない物件に経費が沢山掛かると言う事です。
値段を明確にする方法は、ある面お客さんにも金額を知る上で助かる方法とも取れます。
増改築店やリフォーム店のチラシや、ホームページで、
値段の明確なお店を探せば、自分でもおおよその値段の見当がつくし、
チラシによっては、『40坪なら1坪当り20万円!!800万円ポッキリ!』、
と言うお店も見つかると思います。
でも、この方法は言い替えると、別に工務店にワザワザ頼まなくても、
お客さん自身で出来る部分が大部分では無いでしょうか?
水道工事屋、ガス工事など他の工事が絡むような工事は、無理ですが、
クロスの張り替えや、襖の張り替え、畳の表替えなどは、
自分で電話帳で調べて発注すれば、全然問題が無いと思います。
知識や調査や経験に対するアドバイス含めてなら、
必要経費もまだ、誰もが納得出来る範囲だと思います。
仕事らしい仕事もしていない工務店に対して、
多大な必要経費を献上する必要性はどこにも無いと思います。
(色柄だけのアドバイスにしては、高過ぎる経費だと思います。)
| 経費ばかりを追求するなら、 |
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悪徳業者と少しも変わりが無いと思う。 |